Happy Hacking Keyboard 修理
PDU製 Happy Hacking Keyboard にコーヒーをこぼしてキーの動きが悪くなったので分解修理
キーボタンを外す為に作った専用工具。

アルミの薄板を加工して写真のように作ります、先の曲げ具合はほんの少しでもいいです。

隙間にうまく入れて挟んで垂直に引きます、案外軽く抜けます。ボタンは横方向に抜いていくと楽です。
ボタン下の白い稼動部分を外すには、精密工具のマイナスドライバーを爪の穴に差し込んで、静かに爪を広げて 外します、片方を外したら反対側を、両方外して上に抜きます。爪は折れやすいですから慎重に
外すと写真のようになりますので、汚れた部分を綿棒などで綺麗に拭けば直ります。

分解して初めて分りました、このキーボードは高価(売価3万円?)だけに作りは確かです。ボタンの下は防水シートらしき物で電機部分と分離された構造になっており、少々の水分では電気的な故障にはならないと思います。 粘着のない水なら斜めにして排水して乾燥すればOK

筒の部分の内壁と外壁を綺麗なお湯を麺棒に付けて拭き、周りに付いたコーヒーの汚れを取り掃除終わり。
ボタンの掃除だけならこれで終わりです、外した時の逆で組み立て終了。
本体の下を見たくなり更に分解、これからが大変だった。まず外すらしきネジは見当たらない、押し込むと爪でストップがかかる構造。
外側ケースは手前と左右が一体になっており、キーボード上部が外れそう。
上部を良く見ると僅かな隙間がある、手の爪を入れ隙間を広げると4箇所のストッパーの穴が見え、精密マイナスドライバーで3ミリほど広げると爪が外れる、無理をしないようにして4箇所の爪を外し浮き上がった写真、
ストッパーの爪が外れた事を確認して本体ケースより外した
確認の為撮ったストッパーの爪
逆さまにして裏側より爪の拡大写真
キーボード裏側のコントロール基盤
キーボード裏側のコントロール基盤拡大、この基盤が不良なら買い替えでしょう。

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